赤ら顔と血液の関係は

赤ら顔の原因には様々なものが考えられますが、
ここでは特に血液との関係について挙げてみたいと思います。


赤ら顔の原因の一つに、血流が滞ることによって起こるものがあります。

通常の人より皮膚が薄いため、この血流の滞りが透けて見えるのです。
つまり、赤ら顔の赤は血液の赤、特に毛細血管の赤なのです。


頬が赤くなる人、鼻が赤くなる人、耳たぶが赤くなる人、目の周りが赤くなる人など人によって、
症状が出る場所は違いますが、すべて毛細血管が透けた状態です。


毛細血管は全身にありますが、特に顔は他の体の部分に比べ皮膚が薄く、
毛細血管が集中しているため、症状が出やすいのです。

通常、毛細血管は皮膚の真皮の部分にあり、透けて見えることはありませんが、
何らかの肌トラブルを起こすと、表皮が剥がされ、見えるはずのない毛細血管が透けて見えるのです。


皮膚が薄い人に起こる赤ら顔には、血流の滞ることの他に、
血液が大量に流れることによって起こることもあります。

緊張や刺激、急激な温度変化によって毛細血管が拡張し、
そこに大量に血液が流れ、透けてみえるのです。


冬場など室内の暖かい場所から屋外に出た時に頬が赤くなったりするのも、
急激な温度変化によるものです。

それにより、血管の拡張と伸縮に差が生じ、うっ血状態を起こし、
不日が薄い人は透けて見えてしまいます。


血液が関係して起こる赤ら顔の人の肌状態は、皮膚が薄く乾燥しています。
血液の循環が悪く、暑がりの人や生理不順の人に多く見られます。


生理不順はホルモンバランスの乱れによって起こりますが、
その原因の一つは血行不良による冷え性です。
血流の流れが悪いので赤ら顔にもなりやすいと言われています。


このように、赤ら顔と血液は密接に関係しており、
赤ら顔で悩む人の多くは血流が悪いことが原因になっています。