赤ら顔の原因と対策

赤ら顔（毛細血管拡張症）は、皮膚直下の毛細血管に、血液が大量に流れ込んで赤みが強くなった状態をいいます。赤ら顔の原因は、いろいろあります。赤ら顔は寒冷地で、大きな温度差の戸外と室内を頻繁に往復する。精神的緊張が強い。ステロイドを含有した外用薬を長期に使う。

赤ら顔の原因である真皮部分の毛細血管は、通常、温度の変化に応じて拡張・縮小する働きがあります。ですから、毛細血管拡張症による赤ら顔は、寒い気候の土地に住んでいる人に多く発生します。それが急激な温度変化や緊張、刺激によって毛細血管が拡張した部分に血液が大量に流れ、赤ら顔に見えてしまうのです。特に表皮が薄い方は、毛細血管が透けて見えてしまうため、赤ら顔になりやすいといわれます。

ニキビがひどく、長い期間炎症が続いていたり、飲酒などが関係することも赤ら顔の原因といわれています。
これらの原因が長期にわたって影響する為、毛細血管が増生し、かつ膨張したまま復元する能力が悪くなり、大量の毛細血管に血液が送り込まれ、皮膚表面に赤く浮き出て顔が赤くなるのです。敏感肌の場合は色々なトラブルを起こしやすく特ににきびや皮膚炎を起こすと治りにくく、その炎症や刺激で赤ら顔になります。