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赤ら顔と温度の関係

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赤ら顔は、顔の毛細血管が拡張し、顔の皮膚を通して透けて見える状態ですが、その原因は一体何なのでしょうか?

毛細血管の拡張は、自律神経によって起きます。
血管は温度によって、収縮したり拡張したりします。

寒い冬に外気にさらされると、顔の毛細血管は体温の低下を防ぐために拡張し、暖かい室内に入ると自律神経の働きによってさらに拡張されます。

そのため、多くなった血流が肌を通して見え、それが赤ら顔となります。

つまり、赤ら顔は急激な温度差によって毛細血管が拡張した状態になり、血液が滞ってうっ血した状態と言えます。


血管は体温を一定に保つために、温度に合わせて収縮したり、拡張したりしています。

特に顔は他の体の部分に比べ皮膚が薄く、また常に露出しているので温度差に敏感に反応するために、血流量が増え、赤ら顔に見えるのです。


温度差によってなる赤ら顔は、通常一過性のものです。
寒い冬に屋外にいると頬が赤い、寒い場所から暖かい場所に入ったら赤くなったという経験をしたことがある人は多いと思います。

これは温度によって血管が収縮したり、拡張したりするためですが、暖かい場所にしばらくいると、血流は次第にゆっくりになり、顔の赤みはおさまり元通りになります。

しかし、赤ら顔で悩んでいる人の中には、毛細血管拡張症と呼ばれる赤ら顔の人がいます。

これは、寒冷地方に住む人に多く見られ、血管の収縮と拡張を頻繁に起こすことによって、血管の弾力がなくなり、常に拡張した状態です。

これも赤ら顔の原因の一つになります。


これらのことからわかるように、寒い冬は赤ら顔になりやすい季節と言えます。

寒い屋外に居続けることや、寒い場所から暖かい場所へ移動することによる急激な温度変化が赤ら顔の原因になっているのです。

温度差による赤ら顔は、誰にでも起こり得ることですが、赤ら顔で悩む人の多くは敏感肌や乾燥肌の人が多く、通常より皮膚が薄いため、赤みが増して見えるのです。


赤ら顔の原因が温度差だけであれば、特に治療は必要ないと思いますが、あまりにひどい症状だと思う時は、他の原因が隠れていることもありますので、早めに専門医の診断を受けましょう。
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